KIAFの裏側
時代に合わせて(遅れて?)スタートした月刊ギャラリーブログで
すが、誌面ではご紹介しきれない取材の裏側も皆さんにお伝えしていこうかと思います。
今回は韓国・ソウルのアートフェア、KIAF(Korea International Art Fair)の裏側です。9月17日~22日にかけて開催された今回のKIAF。アジア美術事情を多くお伝えしている弊社からは、編集長と私が現地取材に向かいました。その規模や注目度もそうですが、KIAFは「International Art Fair」と銘打っているだけあって比較的国際的なアートフェアです。国際的という事もあって、生じるのは言葉の問題。
韓国は日本同様、英語が通じない場合も多々あり、そうなってくると重要なのは、陰ながら奮闘している通訳の方の存在です。日本からの出展画廊の多くは日-韓の通訳を雇っていて、コミュニケーションや商談の場で大いに活躍しています。
国が違えば文化も異なるわけで、通訳さんを通して知る韓国人のお客さんの「つぶやき」はなかなか興味深いものばかり。
例えば、榊貴美さんの作品(Gallery Terra Tokyo: www.galleryterratokyo.jp)を見て、韓国の方は「いかにも日本風だ!」と言っていたり、ある日本人作家さんの作品の朱に近い赤をさして「日本の色だ!」と言っていたりと、異文化間の発見が多くありました。
他にも、会期中の日曜日にある韓国人通訳さんが「韓国人はクリスチャンが多く、今頃(お昼時)は教会に行っているんです。その後ゆっくり食事を摂るので、3時頃に人がたくさん来ますよ」
と言えば、まさにその通りになったり。
なかには韓国人の恋愛観まで語り出す通訳さんもいたりと、ついついメモ帳を取り出して
余計な事まで取材してしまいました。
深井
