月刊ギャラリー 編集部ブログ
2610月/09Off

思いの伝わり方?!

 取材をするとき、その取材相手の写真を撮ることがよくある。たいていの人は、あまり撮られ慣れていない。だから、撮ろうとすると、やや緊張した顔になってしまう。当然と言えば当然なのだろうが、あまりに緊張した顔は少し恐く見えてしまうこともあるので、掲載写真としてあまりふさわしいとは言えない。

だから次のような質問して、返答してもらっているところを撮る。 取材相手も話すことに集中するため、少しは緊張しなくなくなるというわけだ。

「この頃、いいと感じた展覧会は何かありましたか?」

 美術関係者なら、何かと作品を見る機会があるので、たいていはイキイキと話してもらえる。

 あるギャラリストにこの質問をすると、今年の越後妻有アートトリエンナーレに行ったことを語ってくれた。

 このトリエンナーレは新潟で行われているため、国内外から多くの観客も来るが、やはり周辺地域に住んでいると思われる方も多く見られたらしい。

 そんな中でも、60歳前後の年齢の方が「これは凄い」と声を上げて、作品をほめていたところを、前述のギャラリストは何度か見たというのだ。

 彼はこの様子に感動したという。確かに、美術関係者以外でこの年代の人が現代美術を観ることは少ないと思う。それもほめていたとなれば、なおさら貴重な光景かもしれない。

 この話を聞いて、こちらもうれしいと思えた。こういう思いの伝わり方もあるのだ。

 

上田

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