月刊ギャラリー 編集部ブログ
309月/090

灰神楽

 「灰神楽(はいかぐら)」という言葉は、ご存じだろうか。頻繁に使う言葉ではないが、辞書によると、「火鉢などの火の気のある灰の中に湯・水などをこぼしたとき、立ち上がる灰けむり」ということだ。
 この「灰神楽」という珍しい展覧会タイトルが気になり、29日にマキイマサルファインアーツに行くと、アーティストの松下由紀子に会うことができた。
 松下は今回の個展について「テーマの『灰神楽』のように、秘めたエネルギーを何らかのきっかけで、放出して暴れているような作品を展示しています」と解説。これまで立体作品を制作してきたのだが、今回は絵馬のような平面作品(写真参照)も展示。それについては「木彫を制作してきたので、木に描くのは緊張しないでいいですね」とコメント。
1984年生まれの芸大院生による、エネルギーが暴れるような作品世界を観られるのは30日まで。

上田
上田1-1

309月/090

はじめまして

月刊ギャラリーで働き始めて数ヶ月がたちました。
大好きなアートや絵画を通じて、人と接する事ができて毎日、充実した日々を送っています。
沢山の画廊のオーナーさんや作家さんのお話などこれからブログでみなさまに少しでも”おすそ分け”ができたら嬉しいです。

今回ご紹介するのは、五反田駅から徒歩5分ほどの所にあるギャラリーテオです。9月17日まで開催していた熊谷直人展「p d」でアーティストの熊谷さんとお会いしました。
中に入った瞬間、大きな空間にドローイングの作品が隙間なく壁一面に広がっており、とても圧倒されました。色とりどりの何にも縛られない自由なタッチの作品達は"日常生活"で生まれてくるそうです。目に見えるものや見えないものを想像して、楽しみながら自由なモチーフや手法で描いていると話してくれました。本当に心からウキウキできて元気の出る空間でした。
またギャラリーテオの瀬崎さんはとても親しみやすく綺麗な方です。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

根岸
根岸1-1根岸1-2

309月/090

当面の美術?

 都内のある路地裏に洒落た設計のビルができあがったが、テナントが入らない。某大手不動産会社は、ダンピングしてテナントを無理に入れるより、当面はそのビルがブランドとしての価値が上がるような「何かを」をしてみたいと考えた。こういう時に「美術」にお呼びがかかる。かつて東京湾岸が開発される前に、シーフロントとかなんとか横文字を使って倉庫を美術展示に使っていたことがあるが、これも開発が本筋に入って倉庫が美しいビル街に変わっていくと「美術」は退散させられた。都内には、そうした記憶がまだまだいくつもある筈だ。結局は一時しのぎに使われただけか…ということになる。
今回、その新しいビルを見に行ってそんなことを思い出していたら「何か、文化の発信ができたらいいのですが」という言葉が聞こえてきた。しかし、その「何か」の部分に最初から熱い思いがなければ、なかなか上手くいかないだろうなと考えていると、「貸画廊はどうなんでしょうか」と先方が問い掛けてきた。さて、この不動産会社らしい考え方に、どう対処していけばいいのでしょうか。どなたか教えてください。
                                     本多

299月/090

月刊ギャラリー創刊号

ギャラリー以前の投稿で、今年の10月号を持って月刊ギャラリーの創刊25周年が始まるとありましたが、このブログでは過去の月刊ギャラリーも少しずつご紹介していこうと思います。

本日は創刊号を少しだけ。1985年の、月刊ギャラリー創刊号です。
当時はまだ写植の時代ですね。「ムーブメント情報」のコーナーでは、「新生代を追う!」とし画家・池田満寿夫と金子國義が紹介されています。この二人の画家が「新生代」として紹介されているあたりに、流れた時を感じますね。                                                        深井

299月/090

インフルエンザ

ニュースの日常が現実の日常に変わった。子供が新型インフルエンザの診断を受け、家族は緊急体制に。とはいっても「私は罹らない」という能天気な者ばかり。私は「会社に来ないでくださいと」言われているし、さて、社会人としてはここで自宅待機でしょうか。ちなみに昨日発熱センターに電話したら「38度以上の発熱が12時間続いたら医者に電話をしてから行ってください」といわれた。そこで発熱してから6時間くらいして子供の熱を計ったら36.8度に下がっていた。だからただの風邪かと思ってみんな安心した。ところが念のため医者に行かせたら新型インフルエンザ。誤解から一時的に警戒を解いたことが、ちょっとしたら禍根を残すようなことにならないか。しかし、子供たちは学校を正式に休めて楽しそうにしている。 

                                                                              本多

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299月/090

ばなし展

先日の24日に日本橋のNANWA GALLERYの「ぱなし展」オープニングに行って来ました。14人のグループ展で絵画、日本画、写真、イラスト、紙細工等さまざまなジャンルの作品が出品されていました。作家さんも、来廊者もみんな和気藹々で文化祭のような楽しい雰囲気でした。今週の2日(金)まで開催していますので皆さんも時間を見つけて出掛けてみては如何ですか。根岸2-1

井上

289月/090

柴田悦子画廊 越畑喜代美展にて

みなさま、こんにちは。
 今日から月刊ギャラリーのブログが立ち上がり、スタッフにより仕事の日常をご報告する機会がやってまいりました。
 月刊ギャラリーの表も裏も知り尽くす機会ですので、是非日々チェックしていただけると嬉しいです。
 さて私は営業の仕事をしていて、普段からたくさんの画廊を訪問しています。そのなかでたくさんの作品や作家さんたちに出会ううちの一部をご紹介したと思います。
 今回柴田悦子画廊さんで越畑喜代美展(9/22-9/30)をご紹介します。越畑さんは季節を感じさせる草花や風景を日本画で表現し、パステルのやさしい色調と身近に咲いている草花のモチーフが日々の忙しさで季節感を忘れがちな日常の中、ふとした幸せを思い出させてくれるような作品でした。
柴田悦子画廊はご存じの方も多いかと思いますが、白い壁に木目の床なのですが、今回その空間が靴を脱いで上がれるスペースになり、畳が敷かれたお茶室が用意されていました。越畑さんの作品をお茶室で鑑賞しながら、柴田さんに立てていただいたお抹茶をいただくと、まるで季節の花々に溢れた庭を見ているようで、とても穏やかな気持ちになりました。その気分のまま、次の画廊さんへ向かう足取りは自然と軽やかでした。ありがとうございました。
                                                 伊藤敬子より
伊藤1-1伊藤1-2

289月/090

KIAFの裏側

時代に合わせて(遅れて?)スタートした月刊ギャラリーブログで
すが、誌面ではご紹介しきれない取材の裏側も皆さんにお伝えしていこうかと思います。

今回は韓国・ソウルのアートフェア、KIAF(Korea International Art Fair)の裏側です。9月17日~22日にかけて開催された今回のKIAF。アジア美術事情を多くお伝えしている弊社からは、編集長と私が現地取材に向かいました。その規模や注目度もそうですが、KIAFは「International Art Fair」と銘打っているだけあって比較的国際的なアートフェアです。国際的という事もあって、生じるのは言葉の問題。
韓国は日本同様、英語が通じない場合も多々あり、そうなってくると重要なのは、陰ながら奮闘している通訳の方の存在です。日本からの出展画廊の多くは日-韓の通訳を雇っていて、コミュニケーションや商談の場で大いに活躍しています。
国が違えば文化も異なるわけで、通訳さんを通して知る韓国人のお客さんの「つぶやき」はなかなか興味深いものばかり。
例えば、榊貴美さんの作品(Gallery Terra Tokyo: www.galleryterratokyo.jp)を見て、韓国の方は「いかにも日本風だ!」と言っていたり、ある日本人作家さんの作品の朱に近い赤をさして「日本の色だ!」と言っていたりと、異文化間の発見が多くありました。
他にも、会期中の日曜日にある韓国人通訳さんが「韓国人はクリスチャンが多く、今頃(お昼時)は教会に行っているんです。その後ゆっくり食事を摂るので、3時頃に人がたくさん来ますよ」
と言えば、まさにその通りになったり。
なかには韓国人の恋愛観まで語り出す通訳さんもいたりと、ついついメモ帳を取り出して
余計な事まで取材してしまいました。

深井
深井1-1

289月/090

月刊ギャラリー ブログスタート 28/09/2009

月刊ギャラリーの創刊は1985年の10月号からでした。ですからもうすぐ発売される10月号(10月1日発行)は24年目の始まりということになります。通巻ナンバーをみると単純に12×24プラス1にはなっていません。創刊から5年間くらいは別冊をたまに出していたので通巻はそれより多くなっています。 創刊10周年には書籍のシリーズ「実践アートシリーズ」をスタートさせ、20周年には英文フリーマガジン「Asian Art City」(季刊)を創刊しました。 そして、今日、何の節目でもない時に「ブログ」をスタートします。毎日書こうという意気込みで始めますが、さて、寛容な心でお見守りください。              本多

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